マヤ暦は単なる占いではなく「本当の自分と出会い」人生をよりよく生きるためのツールです。生まれもってきた本当の意味を知る人生の羅針盤です。人生を航海ととらえたなら、あなたの船は羅針盤によって進む方向を知ることができます。進むべき方向がわかっていても、船はその方向に進めるとは限りません。時には、大きな氷山など、障がい物を迂回しなければならないかもしれません。風によって思わぬ方向に運ばれるかもしれません。マヤ暦を知らなければ、羅針盤がなく人生を航海しさまよい毎日の生活に流されて生きているようなものかもしれません。
マヤ文明は、現在の中央アメリカの南部で誕生。以来数千年にわたって栄えました。数学と天文学が驚異的に発達。ジャングルの中に巨大な石できたピラミッドや壮大な神殿都市などを残しました。ヨーロッパ人がアメリカ大陸を発見する前に忽然と姿を消した謎多き文明といわれています。マヤの人たちが使っていた暦は17~19種類あるともいわれます。その中でもマヤの神官たちが使っていたのが「ツォルキン」。別名儀式暦とも呼ばれています。このツォルキンにこそ「マヤの叡智」が数多く秘められています。ツォルキンを使ってマヤの人たちは宇宙のリズムと共鳴。シンクロミラクルと共に生きていたのです。ツォルキンは、1周期を260日として一日一日に意味やエネルギーをもっていると考えられ、マヤ人は「時間」を刻むものではなく「意識」「エネルギー」と捉えていました。私たちは、自分が望む人生の目的を生きるのに最もふさわしい日を選んで生まれてきています。そして私たちは誕生した日のエネルギーに大きく支配されています。人間は生まれた瞬間にその日のエネルギーを胸いっぱい吸い込むので、そのエネルギーから影響を受けるといわれています。